西東京大会決勝、観戦雑記
日大三-日大二の西東京大会決勝戦。“決戦”とはいうものの兄弟対決とあって、たとえばどこかとどこかの対戦(どことどこだ? 笑)のような刺々しさはなく、応援席には円い空気が漂っていた。
ぼくは日大三側に座っていたのだけれど、日大二が校歌を演奏する際には、日大三応援席からも少なくはない手拍子が起こっていたくらいだ。
決勝戦だから、NHKでもMXテレビ(東京ローカル局)でも放映があったのだけれど、仕事を蹴飛ばして神宮球場に駆けつけた。
この夏、高校野球を現地で観ていない。いや、早実-東亜学園を府中市民球場で観たけれども、あれは降雨ノーゲームになってしまったから、「観た」とは言えない。
何か物足りない夏……という気がして、甲子園を目指すこの夏最後の東京の試合を観ようと思い立ったわけだ。
それにしても、暑かった。今日の1試合だけで、何試合分かの「夏」を吸収した感じである。
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日大三。日大二。ユニフォームも良く似ている。
ストッキングの色と、ラインの数(日大三は3本、日大二は2本)が違うくらいかな?
スコアボードの得点欄に表示される校名は、日大三が「三」、日大二が「二」。すごく分かりやすい。(笑)
仮に早実と早大学院が対戦するとしたら、「実」と「学」とかになるのかな?、などとぼんやり考えていた。
この2校に限らず、早大の付属校、系属校同士が東京の大会で対戦するとしたら、あるいは甲子園で対決するとしたら(早慶戦ならぬ“早早戦”ですね)、試合中ずっと「紺碧」が鳴り響くんだろうか?
とまあ、これはある方からの受け売りである。無断借用失礼。(笑)
試合は、序盤から大差がついて、応援席は「勝負あった」の雰囲気だったのだけれど、前の記事に書いたように、日大二の選手たちはどんな点差になっても諦めていなかったのだろう。
日大三の選手たちも最後まで気の抜いたプレーはなく、点差の割には「締まった」試合だったように思う。
9回表、日大二が2点を取った時、選手も応援席もすごい喜びようであった。昨日の帝京-都雪谷で、0-21から1点を返した雪谷と同じように。
テレビ観戦ではなかったので、監督の表情までは分からなかったけれど、日大二の監督も雪谷の監督の同じような笑顔を見せていたのかもしれない。
閉会式まで見終えて、球場を出てくると、予想通り「日大三、甲子園へ」の「号外」が、勝利の瞬間の写真付きで配られていた。
(谷川彬良)


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