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2008年11月29日 (土)

斎藤佑樹は投げすぎなのか?

 東京六大学野球08秋季リーグで、これまでの自己記録を3つ更新するシーズン7勝を挙げた早大の斎藤佑樹。
「投げすぎじゃないのか」と心配になるけれども、実際はどうなのだろう。鈴木(東大)、加賀美(法大)と比べてみる。

 ――――――――――――――――――――

●投球イニング
 鈴木   83回1/3(登板12試合)
 加賀美 67回1/3(登板9試合)
 斎藤   65回      (登板9試合)

●総投球数
 鈴木   1346球
 加賀美 1049球
 斎藤      914球

●1イニング平均球数
 鈴木   16.15球
 加賀美 15.58球
 斎藤   14.06球

●1試合最多投球数
 鈴木   188球(法大1回戦延長12回引き分け)
 加賀美 215球(早大4回戦延長13回2/3敗戦)
 斎藤   142球(法大3回戦9回完投勝利)

 まあ、ざっとこんな感じである。
 鈴木のイニング数、総投球数は“別格”なので、投球回数が近い斎藤と加賀美を比較すると、斎藤の投球数が少ないことに気づく。
 加賀美が2回1/3多く投げている分を差し引いても、このリーグ戦で1試合完投分(約100球)少なくて済んでいる。

 また、秋季の斎藤を見ていて気づくのは、力の入れ具合のON・OFFがはっきりしていた点。
 ピンチの場面では力を入れ、無走者や下位打線の時には何割も力をセーブする。そんな感じに見えた。

 そのあたりの投球術は“老かい”とも言えるほどで、投球回、投球数ほど、肩や腕に疲労はいっていないのではないか、という気がする。
 應武監督もエースの使いすぎには気を遣っているようだから、ぼくはそんなに心配していない。
                     (谷川彬良)

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